『枯レルヤ』の感想を
ご紹介します!
【基礎医学研究者さん】
新連載『枯レルヤ』、楽しく、興味深く読ませていただきました。
自分も、まずやはりタイトルに引き付けられましたね。「枯れる」とあの名曲のHallelujah!(神を讃えよ!)の2語を融合させたと、推測。なんか、いまさらながら、意味深ですね。
さて…いや、確かに、どう見ても小林先生、枯れていないですね。本当に枯れていたら、#歌謡曲を通じて・・・をLIVEの形で行うようなエネルギーは出てこないだろう?と、自分は素直に思いました。加えて、これは推測ですが、仮に小林先生の周りの同世代の人を並べたら、圧倒的に小林先生が活き活きとしているだろうことは、容易に想像がつきます。
ところで、今回は「これはわしの遺書のようなもの」と銘打っていますが、ちぇぶさんもいわれるように、これからも核になる作品を生み出していくのだろう~!と、やはり自分は思います。今回、小林先生が触れられていた、枯れていない男とは別に、2008年に亡くなった俳優のポール・ニューマンにより書かれていた自伝「ポール・ニューマン語る: ありふれた男の驚くべき人生」という本が昨年末に発表され、往年の映画ファンには話題になりました。ポールニューマンは、60代前半に半分「遺書」のようなつもりで、これまで巷でいわれる誤解を正すためにこの本を書いたようですが、その後も「ノーバディーズ・フール(ブルースウィリスと共演)」や「ロード・トゥ・パーディション(トム・ハンクスと共演)のような映画を世の中に送り出した感じなので、きっと小林先生は枯れることなく駆け抜ける、と愚考しております。
最後に、自分はケロ坊さんが何げなく問いかけた「一般の人間に参考になるんですか?(笑)」がおもしろくて、「そりゃ~特殊すぎてならないでしょう!」と瞬間的に思ったら、小林先生が思っていたことを語られたので、わが意を得たり、でございます。次回を楽しみにしております。
確かに特殊であることは間違いありません。
しかし、そんな特殊な人の姿を見ていると、どこか元気づけられるものですし、特殊な人の生き方を見て、自らの老い方を考え始めたという感想も多くいただいています。
つまり、特殊過ぎてストレートに参考にすることはできなくても、これを読むことの意味は、十分すぎるほどあるということです!
本日は
『「光る君へ」と読む「源氏物語」』
第9回「第九帖<葵 あおい>」
配信です。
こちらもお楽しみに!